2021 日本のTikTok利用者調査/TikTokは10代のSNS、と勘違いしている経営者は詰んでいる件


TikTokの日本の利用者数、及び利用率

2021年の最新データが公式で見当たらないので、株式会社はちえん。が調べてみました。

調査方法

TikTok広告で表示されるリーチ数から、「日本」在住で「日本語」環境のユーザー数を使用。調査日は2021年7月17日

日本の世代毎ベース人口は、国勢調査の2015年データに5年経過として試算

尚、ささっと速報的に調査した数字ですし、TikTok広告のデータがどこまで正確なのかという不明点もありますので、今回の結果は正確なものというより、おおよその傾向として捉えてください。

日本のTikTok利用者数

TikTok広告を信用すると、こんな数字になります。
日本の利用者数は約1300万人となっています。しかし、TikTok広告の仕様で18歳未満のリーチ数が開示されていないので、そこにプラスされて、1400~1700万人くらいになる可能性はあります。

TikTokは男が40%、女性が60%。女性優位なSNSであるのも特徴的です。映像系が女性が多くなるのはInstagramと似た傾向とも言えます。

また、若者が多いのも顕著ですが、20・30代への浸透も無視できない領域になっている事を、次の世代毎利用率で示します。

TikTokの世代毎利用率

TikTokは、15-24歳のユーザーが圧倒的に強い事は間違いありません。
15-17歳のリーチ数がとれない分を盛り込むと、男性 40%以上、女性 60%以上。男女計で50%を超えている可能もあります。

その一方で、26-34歳のアラサー世代も4人に1人は利用しており、10代だけのSNSではない事を示唆しています。

また、36-44歳のアラフォー女性層も、5人に1人が利用しており、Instagramと同様、女性を対象としたビジネスは利用不可避なSNSとなりつつある事も伺えます。

結論!TikTokを利用すべきビジネス

利用率調査の結果、2021年7月段階において、絶対的にTikTokの利用を薦めるビジネスは下記の通りです。

①個人相手で、男性34歳以下、女性44歳以下を対象としたビジネス全て
②10・20代の新卒・中途採用をしたい企業

逆に中高年の個人相手のビジネスは、無理をしてTikTokを始める必要はありません。SNSは目的ではなく手段ですから、あなたの客層次第で、利用の有無を選択してください。

尚、今からTikTokを始めたい企業に対しては、株式会社はちえんのTikTokにて、企業向けのノウハウを配信していきます。是非、フォローをしてください。

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