Facebookから入る人は失敗し、目的から入る人が成功する


目的は寝る

成功者の共通点

 全国を回って講演をする中で、Facebookビジネス活用で著しく成果を上げている、中小企業・自営業の経営者とお話させて頂く機会が多い中、桁違いの成功者の共通点は、Facebookを使う目的が明確であることが、はっきり見えてきました。

 そして、逆に成果が出ない人は、Facebookを使うことが目的で、明確な目的がないことが原因だと言えます。

起点は目的から

「あくまで、Facebookは目的でなく手段

 ネット上でも、よく出てくる基本的な話ですが、ここは大切なので、今回、きちんと書きます。

成功者のFacebookの目的

 ケタ違いの成功者の人達が、Facebookを使う目的は何であるか、いくつか挙げてみます。

見込み顧客の発見と顧客フォローのため

Facebook起点で年商5000万円。リバイバルビジョン名古屋穂苅万博社長

徹底した、お店とお客様を繋ぎ止めるため

顧客のFacebook登録率95%。北九州市のかくうちうえだ上田奈美店長

市内は勿論、武雄市に興味を持つ市外の方々との交流から、双方向性と共有性を最大限に引き上げる

日本で最大のFacebook活用の自治体。武雄市 市政アドバイザー 杉山隆志


 皆さん、きっぱりと目的明確ですね。

 Facebookなどの、ソーシャルメディアでビジネスで大成功している社長さんには、必ず目的があります。もし、みなさんの周りに、そういった方があれば、目的を聞いてみてください。

目的が明確だと成果が出る理由

 Facebookを使う目的が明確になると、なぜ成果になるのでしょうか?それは、Facebookでやることやらないこと。この2つが、明確になるからです。

 例えば、かくうちうえだ上田奈美さんの目的は「徹底して、お店にお客様を繋ぎ止める」です。すると、Facebookでやるべきこと、やらなくいことは下記の通りとなります。

やるべきこと

  • 既存のお客様と相互認識の成り立つ交流
  • 既存のお客様の状況把握
  • 既存のお客様への感謝の意の提示

やらないこと

  • 来店見込みが無い人とのFacebook友達作り
  • 新規狙いの豪華なFacebookページ作り
  • 新規狙いのFacebookイベント

かくうちうえだの、より詳しい成功事例解説はこちら
顧客のFacebook率95%!かくうちうえだ成功の理由

 Facebookように多機能かつ、参加者が多いプラットフォームで成果を出す為には、やるべきことを決める以上に、やらないことを決断することが、より重要。
 その為にも、目的は絶対に必要です。

目的がないと成果にならない理由

「Facebookは儲かりそうだから」
 こういった理由で入る人は、ただFacebook上でつながりと交流の数さえ増やせば、儲かると勘違いをされているから、ほぼ失敗します。

 なぜなら、1日24時間は誰しも平等で有限です。そして、つながりと交流数は無尽蔵に増やせないのです。

時間は有限である

  • 1時間の価値をどう高めるか
  • ソーシャルメディアに時間をどれだけ捻出するか
  • 自分の時間を誰に使うか

 そもそも、Facebookの前に、自分の持つ「時間」という手段を使う目的が必要なのです。

目的を起点にツールを選ぶ

 Facebookは目的でなく手段(ツール)。

 そして、Facebookだけでなく、携帯電話を持つのも、デジカメで写真を撮るのも、世界の山ちゃんで飲み会を開くのも、この世の中で実際に使う物も、具体的に目に見える活動も、全てはツールです。

 草刈機は草を刈るため。炊飯ジャーはご飯を炊くため。忘年会は、社内の親睦と、社員のガス抜きのため。どんなツールも、必ず目的が表裏一体となっています。

 また、調理師や木工職人など、高度な仕事を果たすプロの持つ道具には、全てに明確な目的があり、一つとして無駄な道具はありません。

  • あなたが果たしたい目的は何か?
  • その目的達成にFacebookは最適か?もっと、他に良いツールはないか?
  • Facebookを使うなら、やることは何?やらないことは何?

 あなたの仕事、そして人生には目的がありますよね。ぜひ、しっかりとFacebookを使う目的も定めてください。

今回のまとめ
目的を明確にしてツールを使う

こちらもご参考に/Facebook活用の成果は、時間管理が生む