こちらは後編です。前編が未読の方は、ソーシャルネットワークの成功。天高くお月様を掲げよう(前編)をご一読ください。
前編では、誰にも見える、大きなお月様(目標・理念)を掲げる事の重要性を書きました。今回は、お月様を掲げてから後の話を書きます。
大きなお月様を掲げて、目指せば常に迷わない
前編では、お月様を掲げる事による、他者への効果を解説しましたが、自分に対する、この効果は重要です。
アメリカで、月に行く為のアポロ計画が立てた時、当然、月に行く為のロケット開発や宇宙飛行士の育成など、人類の月への到達を実現するための必要な計画が立てられ、実施されました。
夢のような大きな目標を掲げるだけでなくと、それを実現する具体的な計画と、計画の実行が大事である事は言うまでもありません。
誰の話か忘れましたが、夢を掲げて、その夢を実現する為の具体的な人生計画を立て、行動に移った瞬間、子供は大人になる。と、聞いた事があります。
まさしく「夢は(計画と行動を持って)適えるもの」です。
但し、人生や事業においては、自分の思い浮かんだ通りに、事が進むことは稀です。大抵は、何らかのトラブルや予想外の事態が起こり、途中で計画変更を迫られる事があるかもしれない。計画を実施してみたら、予想とは全く違って、進展が無いかもしれない。
あるいは、計画そのものが白紙に戻るような、大きな不幸やトラブルだって起こります。
そんなトラブルが起きて、著しくテンションが下がったり、自分の進めるべき道に迷った時でも、自分の掲げた大きなお月様を見上げて、自分のいる地点から、お月様(目標)までの道を見直せば、再スタートが出来ます。
常に確認できる、大きな道標としてお月様がある事で、自分も迷わない。もし、迷ったら、お月様と、今の自分を比較すれば、自分の進んでいる過程が正しいか、自ずと分かる。
更には、共にお月様を目指す仲間にも、それを示して、チームとしてまとまって、歩みが進められる。
いつでも見上げれば、誰にでも見える大きなお月様は、本当に重要です。
月を目指す姿をソーシャルメディアで見せる
よく大きい夢は持っているけど、口ばかりで行動が伴っていない、「嘘つき」だと思われている人がいます。こういう人は、逆に信頼を失います。
この記事の前編で大きなお月様を掲げれば、それに賛同する人達が応援者として増えると書きましたが、それはスタート段階の話。
当然、掲げたお月様に向かって進んでいる過程を、きちんと応援者に示さなければ、単なる嘘つきで終わってしまいます。そうなっては、いけません。
その為には、計画を立てて、有限実行するのが大事。しかし、それが伝わらなければ、協力・応援が得られない。日本の多くのNPOやボランティアなどでも起っている課題です。
きちんと伝える!ここが大事です。
伝える為には、Webサイトやブログの活用は勿論ですが、Facebookやtwitterなどの、ソーシャルメディアの活用が必須です。
有限実行し、その模様を文字・写真・動画でリアルタイムに共有する。そして、大事なのは、多くの人と交流もする。
ソーシャルメディアも活用して、仲間との共有・共感を増やす事で、最初の段階では、応援までいかず、様子見をしていた人達が、やっと信頼して、応援に加わってくれます。
また、応援者も、計画・行動の過程に共感するほど、下記の形で応援内容を深めてくれます。
浅 ブログやtwitterなどでの告知協力
| 企画・催事への参加
| 活動への寄付や購入支援
| 友人・知人への活動への勧誘
深 活動への運営者としての参加
ソーシャルメディアの持つ、運用コストが安く、感動的なものほど、瞬時に伝わりやすい特性も、あなたを後押しする、大きな武器になる事でしょう。
目標がなければどうするか
以上、前後編にわたって、大きなお月様を掲げましょう!と書き続けてきました。
しかし、誰にも見えるような大きな目標、それ自体がないという人もいると思います。
そういう人も、最初は希望や綺麗事で良いので、自分の目指したい目標や理念を設定し、その実現への計画を立てて、実践してみてください。
ソーシャルメディアの特性は、それが綺麗事であったとしても、愚直に継続して行動すれば、応援する人が現れる。人から応援を受けると、自分に自信を持てる様になり、綺麗事が「本物」になります。
そして、綺麗事が本物になった時の、ソーシャルメディアが人を呼び寄せる効果は絶大です。
と言う事で、皆さん、大きなお月様を掲げて、月に降り立ちましょう!
今回のまとめ 自分の理想を掲げて宣言し、行動し、伝えよう!