あなたは大丈夫ですか?恐ろし過ぎるSNS事情


恐ろし過ぎるSNS事情

SNSを使い続けると脳が縮む?

アンカーソン医療大学の脳外科博士、チャック・ウィル教授が2014年2月に発表した論文「SNS利用と大脳萎縮の関係性」が、ソーシャルメディア大国のアメリカで喧々諤々の騒動となっている。

その論文の内容は、FacebookやTwitterなどの、SNSを常用し続けると、脳が縮むという、恐るべき内容だ。

チャック・ウィル教授の論文の内容から、いくつかを抜粋する。

我々は、2012年から2年に亘って、学生を
「一週間に1時間もSNSを使わない群」
「毎日1時間以上、SNSを利用する群」
2つの群に10人づつ分けて大脳皮質量の変化をMRIによって定点的に計測を行った。

「毎日1時間以上、SNSを利用する群」の学生は、使わない群の学生と比べて、知性を司る大脳皮質量が平均1.87%も減少している。脳科学的にみて、20代の大脳皮質が、ここまで減少する事は、通常、考えられない。

また、1日3時間以上使う、SNS中毒ともいえる学生の減少率は、6.8%と際立っており、このまま進行すれば、若年性の認知症に至る、危険な領域であるので、その学生は緊急入院することとなった。

極度のSNS利用が、大脳皮質の減少を引き起こすメカニズムは、現在不明であるが、結論として、SNS利用が我々の知性を喪失させる原因となることは、疑いがない。

SNS怖すぎ

実に恐ろしすぎる結果ですね。
もしあなたが、1日1時間以上、Facebookやtwitterを使っているのであれば、早々に改めるべきなのかもしれません。

今こそ、スマートフォンを捨て、本を読む。昔ながらのインテリジェンスな活動が求められているのでしょう。

 

記事参考:American intrigue newspaper 2014年2月10日号より

 

まだ続きがあります

くれぐれも「なんて恐ろしい!」とシェアしないでください。
ここまで書いたことは…

『全て嘘です』

アンカーソン医療大学なんてありません。というか、アンカーソンではなく、「アーカンソー州」です。
American intrigue newspaperなんて新聞もありません。これ訳したら「アメリカの陰謀新聞」ですよ…。

しかし、こんな適当でデタラメの「嘘記事」でも、Facebookやtwitterに広げて、あとは放置しておけば、勝手に嘘記事が広がって、収集のつかない事態になるでしょう。

虚構が虚構ではなくなる

一昔まえだと虚構新聞。そして、虚構新聞が有名になって見分けが付く分、今は虚報タイムスの記事を、本当だと信じて、普通にシェアしてしまっている人が、数多く見られます。

もともとはジョークサイトなのに、ジョークと思われずに広がるという、まさにジョークにならない話になっているのが、今のFacebookやTwitterなどのソーシャルメディア界隈です。
これは、思った以上に深刻な状況だと考えています。

少し筋書きを書けば思い通り?

今のSNSの中で、嘘を広げる方法は簡単です。冒頭の通り、記事が検証しづらい、海外の権威的な組織を騙って、それっぽくショッキングな内容を煽り立てればいいのです。

そうすれば、ネタ元の確認もしないで「緊急でシェア!」してくれる人たちが現れます。そういった人の友人も「緊急でシェア!」する傾向があるので、2日もあれば、あっという間に広がります。

当然、それが嘘であると気付き、ブログなどで指摘する冷静な人も現れます。
しかし、嘘を広げたい側は気にしません。大して面白くない真実の指摘よりも、パッと見、面白そうな衝撃的なネタ記事の方が、瞬時に広く伝播しますし、指摘記事は思ったほど、SNS内で行き渡りません。

こうして、「嘘ではなくなった嘘」が、世の中の”本当”になって、ジワジワと浸透していくのです。

SNS情報は性悪説をとるべき

ソーシャルメディアに流れてくる、直ぐにシェアしたくなる衝撃的な「隠された真実」ほど、内容の検証どころか、本当にネタ元が存在するのか分からないものが多いのが現状です。

それは、特定の”誰か”が、意図して流している情報なので、これからも減ることはありません。

衝撃的な情報であればあるほど、「嘘である」と判断して取り扱うべきではない。なぜならば、それを取り扱い、それが嘘だと分かれば、あなたも「軽率な嘘つき」の仲間入りをするからです。

もし、見逃せない衝撃的な情報であれば、検索や、知人の専門家に尋ねるなど、信頼できる情報源に確認した上で、真実であると確信できて始めてシェアするべきです。

残念ですが、あなたが「踊らされない」ための、最良の思考は、「まず嘘だと疑う」ことなのです。

追記

ちなみに”感動的な良い話”ならばシェアしても安全、とも言えないので、ご注意ください。
資料:ソーシャルメディアで「感動できればデマでも良い」ではいけない理由

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