歴史は繰り返す
今回は、先日書いたブログ「Facebookの記事投稿だけYahooで検索する方法」の続報です。
実は2年半前に、旧ブログにて「twitter大ブームも個人情報の『ダダ漏らし』に要注意」という記事を書きました。今回、YahooでFacebook投稿の検索が可能になり、まったく同様の事が起きているので、警告として書きます。
その投稿、見られてます
今回、「Facebookの記事投稿だけYahooで検索する方法」で取り上げた、Yahooのリアルタイム検索を使って、Facebookのこんな投稿を検索して見ました。
彼氏と別れたor欲しい女性
実名で無防備すぎますね…。
悪い輩が近づいて来ないようにお気をつけて…
彼女と別れたor欲しい男性
普通に出会い系業者から見れば、鴨ネギなリストですね…。
Facebookの架空アカウントによるどすけべホイホイなどで簡単に引っ掛かっかりそう。心配です…
お客がむかつく人達
実名&公開にて、勤務先のお客の悪口を言っている人達が簡単に見つかります。探した時は、流石に店名迄は無かったのが、唯一の救い。しかし、定期観察をしていれば、普通にネット炎上しそうな香ばしい投稿も、簡単に見つかるでしょうね。
あまりにも香ばしい暴言が見つかったら、暴言をスクリーンショットに撮るなどで残して、本人を脅す。お店を脅す。若しくは、面白おかしくネット炎上させる。やりたい放題ですね…
その他、こんな人も探せる?
あとは、検索キーワード次第で、下記のような人達も、簡単に実名で見つかるでしょう。
- 自分の会社や上司の悪口を言いまくっている人
- 学校名と本名を晒して、未成年なのに呑んじゃっている学生
- 儲け話に簡単に乗ってきそうな、お金に困った人
これらの方々は、脅したり、騙したりなど、悪い人達から見たら、鴨がネギを背負って鍋にスタンバイ!な状況とも言えそうです…
公開範囲を設定して防止
さて、Yahooで検索されたくない方は、前回の「Facebookの記事投稿だけYahooで検索する方法」の記事にて、その防止法を書きました。ご参考ください。
多くの災いの根源は自分
この間まで、スマートフォンやらSNSやらを始める前までは口が堅かった人が、急に、いきなり書いちゃう。あれ、何なんですかね?
今回の事例を見ていて、思い出したのは、この記事。結局、ソーシャルメディアは、公開範囲を制限しようが、公開の場。あとで発言を消しても、画面をキャプチャで撮られていれば、全て同じ。
口は災いの元、という諺があります。これがリアルだけでなく、インターネットの世界にも適応される世の中になった、と思ったほうが良いでしょう。
自分だけならまだしも、家族や友達を、決して変な事件に巻き込まない。きちんと自己管理の元に、ソーシャルメディアも活用してください。
今回のまとめ どこまで行ってもSNSは公的空間だと考えるべし