ビジネス動画のトラブル。YouTubeは個人名でなく企業チャンネルで!


ビジネスならYouTubeチャンネルは法人運用

ビジネス動画活用で嵌る罠

すっかり企業も動画ブームで、YouTubeに動画をアップするのが当たり前になりました。直ぐに自分、若しくは社員にYouTubeチャンネルを開設させて、動画を投稿している方も多いでしょう。

しかし、留意しておかなければ、YouTubeの運用がうまくいくほど、後々、大きなトラブルになる、重要なポイントが一つあります。
それは、企業・店舗は、個人名のYouTubeチャンネルを運用しない事です。

企業は個人名でチャンネルを運用しない

YouTubeチャンネルは「坂田誠」のように、個人で運用することが出来ます。
同時に「はちえん。中小企業向け動画戦略コンサルタント」のように、個人アカウントから企業・店舗・商品のチャンネルを、新規開設することもで出来ます。

多くの初心者さんが個人チャンネルのまま、どんどん動画を追加するのですが、企業としてみた場合、複数の問題を抱えます。

  • YouTubeだけでなく、Gmailやgoogle+など、個人で使っているgoogleサービスがアカウントに紐付いている
  • チャンネルを複数人で管理をする場合、個人チャンネルは複数人の管理者を立てられない。その場合、個人のIDとパスワードを、渡して、共用しないといけない

YouTubeチャンネルの運用がうまくいって、再生回数もファン数も増えたのに、その社員が退職する事になった場合、その引き継ぎは、その社員の個人のgoogleアカウントのIDとパスワードを渡さなければなりません。
当然、社員としては困るので、拒否する場合もあります。そうなれば、これまでの全ての努力はゼロになり、一からやり直しです。

企業・店舗チャンネルのメリット

正解としては、個人のgoogleアカウントは作っておいた上で、そこから企業・店舗専用のYouTubeチャンネルを作ることです。個人チャンネルと違って、管理人を複数追加する事も出来ますので、引き継ぎもスムーズに出来ますし、何よりも動画のアップロードや管理を、分担して運用できるのは大きいメリットです。

動画でも解説:YouTubeチャンネルは個人名ではなく法人で!/90秒YouTube講座

企業の新チャンネルの作り方

簡単です。YouTubeにログインした上で、こちらのチャンネル一覧・新規作成の画面のリンクに飛んで頂いて、「新しいチャンネルを作成」してください。

また、企業チャンネルにiPhoneから動画をアップロードする場合、通常のアップロードでは個人チャンネルに動画がアップされてしまいます。よって、アップロード先を自分で指定できる、YouTube(google)公式のアップロード専用アプリのYouTube Captureを使って、動画をアップしてください。

YouTubeCaptureの使い方解説動画

きちんと仕組みは知っておく

ソーシャルメディアやネット動画をビジネスに取り入れるのは、大いに重要です。しかし、個人と法人の境目が曖昧な分、しっかりと仕組みを知って使わないと、後々でトラブルになることもあります。

特に法人の場合は、トラブルが起きてからでは遅い、という側面が強いので、しっかりと仕組みを知った上で、正しく活用してください。