先日、salesforceの中の人に見せてもらった、非公開型の社内向けソーシャルネットワークのchatterが、企業内の情報の共有と、感情の交流にとても使えそうなので、その理由を書いてみます。
当然、chatterの導入メリットは公式Web上に既に載っているので、そちらはザクッと読んで頂くとして、私は、Facebookとchatterの比較の中で企業がchatterを導入するメリットを箇条書きで説きます。
chatterが社内SNSとして良い4つの理由
プライベートなFacebookと仕事のchatter。公私が分けられる
社内の情報共有SNSとして社員にFacebookアカウント取得を進めても、抵抗感が強く、なかなか思ったように進まない。という、企業の声を聞くことがありますが、よく考えてみれば、これは当然の反応。
自分の学生時代の友達や、趣味の仲間などと繋がっているプライベート性の高いFacebookに対して、会社命令とはいえ、仲良くない同僚や、ソリが合わない上司を加える事を社員が拒絶するのは致し方がないです。
Facebookでは、リスト機能で公私の区別を付けることも出来るのですが、それを解説しても、Facebookに会社の人間関係を持ち込むまでの動機にならないかもしれません。
そこで、Facebookとは別の社内SNSを用意して、仕事と区別する。すると、抵抗感ある社員にも、会社命令として社内SNSへの参加を促せます。
操作感がFacebookと、ほぼ一緒なので、すぐ慣れる
chatterは、いいね!やコメント機能など、非常にFacebookに似ている操作感 なので、新しくグループウェアとして導入しても、Facebookユーザーは直感的に短期間でマスターできます。
また、全く操作がわからないユーザーに対しても、Facebook経験者ならば、基本操作であれば、直ぐに教える事ができますね。
Facebookと比べセキュリティーリスクが低い
世界中のハッカーのハッキングの的ともいえるFacebookを、企業グループウェアとして使うのは、情報漏洩の防止が重要な企業にとって懸念すべき点しれません。
少なくともchatterを活用した方が、狙われる可能性と、セキュリティの堅固性からリスクは低くなります。
また、社内ドメインしか入れない非公開型の為、SNSに慣れていない社員がFacebookから、友達経由でスパム的な動作をするFacebookアプリに感染し、そこからら企業・顧客情報を抜かれる事もありません。
ソーシャルメディア活用の予行演習から的確な社員をみつける
これからの時代、企業はFacebookやtwitterで、お客様との交流が大切な反面、ソーシャルメディアに対応できる人材は不足しています。
まず、社内SNSのchatterで、予行演習としてソーシャルメディアの流儀を学んでは如何でしょうか。もし仮に失敗してもchatter(社内)で留まるので、企業に被害はありません。
また、コメント対応など、対人スキルに優れているスタッフを見出し、そのスタッフをソーシャルメディア担当として抜擢することが出来ます。きっと、交流スキルが確かなスタッフですから、今まで以上に、お客様との関係性を、より向上させる事が出来るでしょう。
Facebookを社内SNSで使いたいが、社員から拒絶反応が大きくて…とお悩みの企業には、chatterは最適のツールです。
その他にも「使用無料(有料版も有)」や「ファイル共有が簡単」とか「スマートフォン対応」などなどの利点は、chatterのページでご確認を。