日本のFacebookページの実情
ブームもあって、企業のFacebookページは増えました。その一方、多くのページが明確な効果を感じられないままに、運用されている。もしくは、開店休業になっている。それが会社のFacebookページの現状です。なぜそうなるかといえば…
日本企業のFacebookページで成果が出ない理由
- ファンの対象が不明確が故に、ファンが居ても、その中にお客様が居ない
- 情報の投稿ばかりで、共感しようがない
- 投稿内容がネタ切れで、ページが開店休業
- ページで無理に売ろうとして、ファンに見限られている
今回は、その根本的からFacebookページを見直して、ファン創り→顧客創り→売上に繋げる事が出来る。弊社が実際にコンサルティングで使っている、Facebookページの運用シートをご紹介します。
Facebookページ運用シート
このシートは、中小・個人事業主でも、簡単に運用計画を立てて、それを実践できるよう、重要なものだけをA4一枚に簡素にまとめたのが特徴です。
尚、このシートを埋めると、Facebookページの運用計画だけでなく、それに付随した、ブログ記事や、Youtubeでの動画コンテンツなど、インターネット全般のコンテンツ構築もできてしまうスグレモノです。
とはいえ、空白のままで説明しても分かり辛いでしょうから、例題を挙げて各項目を説明します。
シート構成の解説
まず、今回は事例として、とある日本最大手で、声が甲高い名物社長さんが有名なテレビショッピングを仮想モデルとして制作しています。なぜ、そこにしたのかといえば、誰でもイメージし易くて、例題として分り易いからです。それ以外の理由はありません。
役割と対象
期待されたい役割
なぜ、多くのFacebookページが成果にならないかといえば、「誰に・何を」伝えるかが明確では無いから。伝えるべきことを決めるには、以前に書いたパーソナルブランディングを明確にする事です。
顧客対象
誰に伝えるかが変わると、伝える内容も、文章も全てが変わります。全員に伝えるのではなく、できるだけ明確に「誰なのか」を決定しましょう
Facebook広告
Facebook広告出稿
成果を出すのであれば、既存顧客にFacebookページのファンになってもらうのは当然。更にプラスして、住所・年齢・性別で出稿ターゲットが絞れる、Facebook広告での対象に合致した新規ファンの獲得は必須です。
尚、ここの見出しとテキストへの記入は、自分でFacebookページの概要を再認識する意味でも重要。
成果を上げるコンテンツ
よくFacebookアプリでファン数を集めて、いいね!数を稼ぐために偉人の名言などを投稿して事例がありますが、ビジネスの対象に合わないファンのいいね!を集めた所で、何の意味もありません。
成果を上げるためには、下記の3コンテンツをきちんと揃えることです。
興味喚起
必要性に気付いていなかった顧客の興味を喚起して、直接的・間接的に購入意欲を刺激するためのコンテンツです。
但し、ここが「情報の投稿」で終わっていると、まったく誰も見てくれません。「知らなかった!」と思わず、感嘆符が付く内容である必要があります。
共感構築
どんどん共感を得る為のコンテンツです。
まずは写真を見た段階で思わずいいね!をしてしまう。そして、その後に、本文をじっくり読んでしまう。そういった内容を心掛けましょう
ファン育成
同業他社に浮気をしない、自分の会社の根強い顧客になってもらう為には、何よりも会社や製品・サービスのファンになって頂くことです。
その為には、会社や製品などの想いを面白く、しかし、芯はきっちり通して、伝えるコンテンツが必要です。そこで、お客様が感動して心が動くことで、あなたのファンになってくれるのです。
期待されている役割を果たす
結局、Facebookページもビジネスも、その成功は、顧客からの期待を把握し、それに応えることです。
多くの顧客は、Facebookページで固苦しい、情報発信は求めていない。もっと、楽しくワクワクさせてくれる事を望んでいます。
きちんと運用の芯を固めた上で、お客様の期待に応えるページ運用を行えば、自然と売上は付いてくるでしょう。
PS.
Facebookページ運用シートは下記よりダウンロードをしてください。
ダウンロード:Facebookページ運用シート
そして、シートがあれば自分一人で出来る人は、どんどん進めてください。難しい方は、お近くで「成果を出す!Facebookページ見直し研修」が開催されるまで、今しばらくお待ちください…