困難だった中小企業の社員採用が、動画活用でアッサリ成功した理由


菊理はちこ

求人難の時代に

景気が回復傾向にはある中ですが、正社員からアルバイトまで、求人採用がかなり難しい業界が増えています。特に建設・建築業界は、それが深刻な模様です。

都内の建設人材不足深刻/東京労働局3月統計(建設通信新聞)

今回、半年間で200万円の求人広告費を使っても社員採用が出来なかった、岐阜県岐阜市の建築リフォーム業の中村ワークスさんが、動画を使ったら、簡単に社員採用が成功した、という事例をご紹介します。

なぜ動画で社員採用が成功したか

こちらに中村社長にインタビューした動画がありますので、ご視聴ください。

【求人採用と動画】求人難の建築リフォーム業界が社員採用した成功事例

ちなみに、実際の求人ページはこちらになります。

インタビューのダイジェスト

求人状況と背景

  • 中村ワークスは屋根・外壁に特化した、岐阜県のリフォーム業。業績好調に付き、施工管理・職人・営業職を募集していた。
  • 日本最大のR社の大手求人雑誌や、地域の連合求人チラシなど、かなりの金額を使って、半年間に渡り募集を行っていたが、思うように採用が進まなかった。

取り組みと結果

  • 新しい求人採用の手立てとして、動画を活用した求人ページを構築。はちえん。に求人ページ構築のアドバイスを貰い、求人ページの制作自体は、自社で内製化して、コストは抑える。
  • 動画活用の結果として、5件応募。更に、その内から2名採用。採用率40%という、驚きの数字が出た。
  • 紙媒体などでも5件くらいの応募数はあるが、良い人材が来て、採用に至るケースはなかった。

成功要因

  • 求人ページの内容(動画)を見て、社員の声などを見て、雰囲気を分かってから応募に来ているので、非常に採用意欲も強いことは感じた。

成功要因の補足

ちなみにインタビューには入れておりませんが、求人ページを作るだけで見てもらえなければ、当然、応募はありません。よって、検索エンジン連動型広告への出稿はしておりますが、その料金は、大手のフリーペーパー求人誌の4枠分も掛かっていません。

また、ページを見て頂ければ分かりますが、動画には、何よりも入社している先輩社員の声と、経営者が自らの熱いメッセージを、しっかり動画で語ることが大切です。

応募の時点で二次面接

今回の結果は、応募件数以上に、採用率の高さが目立ちますが、これは当然の帰結です。

動画を通じて、経営者や社内の雰囲気を知った上で、応募をするということは、既にある程度以上の企業への就職意欲を持って、面接に訪れます。
「とりあえず、面接で話を聞いてから、考えようか」
という求職者は少なくなりますから、当然、採用率は高くなります。

つまり、求職者はホームページ上で一次面接を済ませてから、二次面接に赴いているのと同様ですから、採用率は上がる。

人事は大変!だからこそ…

面接官をやると分かりますが、短くても30分、長ければ1・2時間は、人事は面接という工程で拘束されます。しかも、それが何人もある中で、いかに効果的な採用活動を行うかは重要な命題です。その点においても、動画活用は非常に強力な効果を発揮します。

就職はお見合いだと言われます。求職側・求人側、お互いに理解し合った上で、しっかり入社して頂ければ、採用後のミスマッチも減ります。
折角の出会いであれば、結婚も仕事も、末永いお付き合いをしたいものです。ぜひ、動画も上手に活用してください。

PS.ご相談はお気軽に

求人難にお悩みの企業様で、今まで以上に広告費は抑えつつも、より効果の上がる採用を行いたい、というご相談は、はちえん。まで、お気軽にどうぞ。