食品偽装問題をチャンスに変える!食材生産者・飲食店の動画活用法


安心食材で、美味しく鍋を頂く冬が来ました。キムチ鍋も良いですね。


なのに、降って湧いた、この問題…

商品偽装と食材偽装

ピンチはチャンス

リッツ・カールトンのような有名ホテルから、コメダ珈琲のような外食まで。食品偽装や誤表記の波紋は広がり、社会問題化しています。
食材の信頼が取り沙汰されているということは、それをきちんと証明することが、今は集客に繋がるということです。

中でも、食材に強い拘りをもっている食材の生産者、及び飲食店さんに対して、「思いつき」ではありますが、動画を使った売上アップ法を考えたので、ササッと書きます。

私が食材品質を保証します動画

今回、売上アップのチャンスがあるのは、特定の食材を産直で納入している、BtoBビジネスの生産農家さん&漁師さん。若しくは、それらを調理して提供している飲食店さん。共に対象になります。

よく、スーパーなどの地産野菜の売り場があって、そこに農家さんの写真付きで「私達が育てました」的な表示をされていますね。あれの拡大版が「私が食材品質を保証します動画(思いつきなので仮称)」です。

こういう動画を産地で撮ってください。

  • 生産者の方が顔を出して、生産品の特長と、生産への思いを短く分り易く語る
  • その思いの篭った食材を、◯◯さん(飲食店)に納入して、皆様に美味しく召し上がっていることを名言
  • 時間は2分程度で収めましょう

尚、アナログな人は動画編集とかも不要です。iPhone・Androidなどのスマホで、素撮りでも充分です。

お客様に動画で安心を提示

撮った動画はYouTubeにアップして、安心な食材仕入れの証拠として、顧客に提示しましょう。

  • ホームページ・ブログへの動画掲載
  • チラシ・ショップカードなど紙媒体に掲載【QRコード・検索】
  • 店頭ポスター・テーブルスタンドPOPなどに掲載
  • 店内モニター・路面モニターなどで繰り返し再生

特に、国産和牛の焼き肉専門店や、手打ち十割蕎麦専門店など、素材に特化した、こだわりのある飲食店においては、強い訴求ポイントになります。

アナログなYouTube活用法

QRコードは読めない人が大半。検索誘導も忘れずに

思いのある産直型の農業・漁業さんへ

食材偽装で揺れる昨今だからこそ、産地直送に加えて、法人・店舗向けに、無料で保証動画サービスを付ける。更には、その動画の活用法までアドバイスする。そこが独自の付加価値になります。
動画は難しいと考えられるかもしれません。しかし、今ではiPhoneやiPadを触ったことが無かった人でも、3時間、学べば、これくらいの動画が簡単に作れますから、意欲とiPhoneさえあれば、だれでも出来ます。
初めてiPadを触ったのに、研修3時間でここまで作れた岡村祥子さんの動画

ぜひ、頑張ってください。

食材に拘りある飲食店さんへ

仕入先への拘りを、文章や写真だけでなく、動画に収めましょう。生産者がご高齢で、撮影などが難しい場合は、定期的な産地見学の傍ら、自ら撮影をしましょう。
尚、「私が食材品質を保証します動画(思いつきなので仮称)」とニュアンスは違いますが、生産者はこういった動画を撮られるといいですよ、というサンプル動画は下記のとおりです。

岐阜県各務原市でパッションフルーツ栽培

こちらも、動画のプロではなく、アマチュアが、iPadのみでパソコンを使わずに動画制作しています。制作者は花創人の尾関純子さんです。

安心は顔を見せてこそ

食材の安心。それを一番感じるのは、生産者が顔を出し、自ら生産の思いを語る。それをきちんと、ありのまま偽装なしで伝えることです。
思いを持って生産する人。その思いを、更に美味しさに変えて提供する人。双方の思いが合致しているなら、ぜひそれを動画で見せましょう。食の信頼が揺らぐピンチこそ、逆に信頼でお客様に来て頂くチャンスなのです。

 

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