店舗が運用すべきSNS・ネットは?消費者に聞いたら、ズバリ2つでした


お客様が望むSNS・ネットサービスとは

今、店舗が使うべきと言われる、SNS・ネットサービスは多数あります。
では、お客様が望む、実際に店舗に運用して欲しいツールは、なんでしょうか?

その答えを知るには、ずばり、お客様に聞いた方が早い。という事で、実際に748名の消費者に、答えをアンケートで聞いてみました。

答えを推理してみよう

今回は、アンケートサイトのミルトークにて、全国18才以上の男女748名に、下記の設問で調査しています。
設問:あなたがお気に入りの店舗に運用して欲しいSNS・ネットサービスを全て選んでください(複数回答)

  1. Twitter
  2. Facebook
  3. Instagram
  4. LINE
  5. YouTube
  6. メルマガ
  7. ブログ

ちなみにアンケート結果として、圧倒的に支持の高いサービスが2つありました。
店舗の方は、この7つから、どの2つが圧倒的だったのか、結果を見る前に推理してみてください。






さて、推理をして頂いた所で、結果を発表します。

お客様が運用して欲しい2大ツールとは

こういった結果となりました。

消費者が希望するSNSネットツール調査
大きく予想を裏切られた人も、かなり多くいるのではないでしょうか。

まず、店舗が絶対に運用すべき、お客様が望む2大ツールは「LINE@」と「Twitter」です。

「LINE@」は、「LINEを使ったメルマガ」です。日本の利用者数7500万人を誇るLINEだけあって、男女総合で、48%という圧倒的な支持です。
実際に、イオンなどの大手小売店なども、その多くがLINE@を導入しており、今では「使って当たり前」の存在になっているので、積極的に運用を行うべきでしょう。

次にTwitterですが、こちらも日本の利用者4500万人という、圧倒的な存在であることが、そのまま40%という高い支持に反映されています。

尚、Twitterですが、国内では使っていない企業や店舗が非常に多いです。使わない理由は、炎上が怖いとか、使い方がよくわからない、といった所です。
が、お客様は、Twitterでの情報発信を望んでいる訳ですから、店舗は運用方針を改めて、Twitterを運用するべきです。

女性にはInstagramも欠かせない

次に、くっきりと男女差が表れているのが、Instagram。男性にはイマイチですが、女性には29%と高い支持を得ています。
ビジネスが女性対象であるなら、やはりInstagramは欠かせないツールと言えるでしょう。
Instagramは女性に人気

男性にはFacebookも有効か

もう一つ、男女差が激しいのはFacebookです。女性にはイマイチですが、男性からは26%の支持を得ています。
ビジネスが男性対象であるなら、Facebookもおさえておくべきツールと言えるでしょう。

思ったよりYouTubeは伸びていないが…

年収6億円といわれるYouTuberも出ている、話題の動画サービス YouTubeは、思ったより低い支持に留まっています。

これはアンケートの平均年齢が41歳と、どちらかというと中年寄りなので、視聴者の主体である若年層の回答が少ないこと。
併せて、偶にYouTubeを見る人は多いが、YouTubeを毎日のように見て、情報収集や娯楽に使っているユーザーは、全体から見れば、まだ少数派に入る、いう事でしょう。

しかし、YouTubeの場合は、通常の検索エンジンから、もしくはYouTubeから検索されて辿り着く消費者も多いので、支持が低いから使わない、という考えは早計です。
ネットマーケティングを有効活用

新世代サービスに押されるブログ・メルマガ

昔からある、ネットサービスである、ブログ・メルマガですが、新世代サービスと比較して、消費者の支持は低調であることは確かです。

毎日、チェックして楽しむサービスとして、昔はブログが全盛だったものが、Twitter・InstagramなどのSNSに。
そして、手元に届く情報源として、常識であっったメルマガも、LINE@に取って代わられている。
そんな「世代交代の事実」が、今回のデータで証明されていると言えるでしょう。

ただし、ブログの場合は、先程のYouTubeと同じく、通常の検索エンジンから辿り着くお客様も多くいますから、今も運用する意味は高いサービスであるので、その点は勘違いなきよう。

一方でメルマガですが、支持も低い。そして、ブログやYouTubeと違って、検索からお客様の流入も見込めません。
よって、読者をLINE@に移行させて、メルマガは打ち切ってしまうのも、ネット運用の合理化として”アリ”だと言えます。

お客様のニーズにあった運用を

ここまでの記事を、ざっくりとまとめましょう。

  • 必ず、LINE@とTwitterは運用しよう
  • 女性顧客にはInstagramも欠かせない
  • 男性顧客にはFacebookも有効
  • YouTube・ブログは検索流入を期待して検討
  • メルマガはLINE@へ移行する流れ

今回の記事を受け、これまでの運用に勘違いがあった店舗は、お客様のニーズに合った、SNS・ネットサービスの運用を検討してみてください。

また、各サービスの運用について、そのノウハウを知りたい店舗の人には、弊社にて初心者向け情報を配信しています。
→初心者に優しい はちえん。運用サービス
(特にLINE@、Twitterフォローがお薦めです)

ぜひ、そちらも参考にして、店舗の集客に活かしてください。