漫画でわかる!急にAI活用がうまくなる社長のひみつ|質問から経営へ

ChatGPTに質問したり、文章を整えたり。それだけで「AIを使えている」と思っていませんか。社長にとって本当に大切なのは、AIを経営判断と実行につなげることです。

漫画の主人公・穴路与太郎が変わった理由を、株式会社はちえん。代表取締役の坂田誠が10ページに沿って解説します。

※穴路与太郎と作中の事業成果は架空の物語です。補助金の採択や利益の増加を保証するものではありません。

漫画表紙。アナログ社長の穴路与太郎が、坂田誠とAI社員・菊理はちこの助けでAI活用を学ぶ4コマ予告

表紙|社長の変化には、学び直しという理由がある

「急にAI活用がうまくなった社長」には、特別な才能があったわけではありません。これまでの使い方を見直し、自社の課題をAIにどう手伝わせるかを学んだのです。

この漫画では、質問だけで終わっていた社長が、事業計画、情報発信、業務の仕組み化へ進む道筋を描きます。

読みながら、ご自身ならどの仕事を変えたいか考えてみてください。最初の一歩は、今の使い方を正直に見つめることです。


漫画1ページ。穴路与太郎、講師の坂田誠、AI社員・菊理はちこの人物紹介

1ページ|アナログ社長と、学びを支える二人

主人公の穴路与太郎は、デジタルが苦手な50代の架空の社長です。私、坂田誠が指導役、AI社員の菊理はちこが実務のサポート役として登場します。

与太郎のように「AIは気になるが、経営での使い道が分からない」という相談は珍しくありません。

専門用語や流行の機能から入ると、すぐに置いていかれます。まずは自社の困りごとを言葉にする。そこからなら、AIが苦手な社長でも学びを始められます。


漫画2ページ。ChatGPTへの単発の質問だけで止まっている穴路社長

2ページ|ChatGPTに質問して終わるのは、もったいない

調べ物や文章の下書きにChatGPTを使うのは、良い入口です。

しかし、単発の答えを得るだけでは、売上や利益を左右する課題の発見、優先順位づけ、実行計画までは進みません。

「AIを触った」という手応えと「経営が前に進んだ」という成果は別です。社長なら、顧客、商品、原価、業務の流れを見直す材料をAIと一緒に整理したい。与太郎が気づいたのは、操作の不足よりも、経営への問いの不足でした。


漫画3ページ。坂田誠のセミナーで経営課題をAIで整理し、最後は社長が判断する流れを学ぶ

3ページ|経営課題から始めるAI活用へ

セミナーで私が伝えたいのは、便利な指示文を暗記することより、自社の課題を起点にAIを使う姿勢です。

「経営課題を挙げる→AIで情報と選択肢を整理する→社長が判断する」。この順番なら、答えを丸のみせずに済みます。

たとえば利益率が下がったなら、商品別の粗利、値付け、仕入れ、顧客の反応を一緒に見ます。AIは考える材料を増やせますが、現場を知り、責任を引き受けて決めるのは社長です。


漫画4ページ。名古屋のAI地獄の合宿で課題、仮説、計画、検証を学ぶ穴路社長

4ページ|合宿で、知識を自社の計画に変える

与太郎は「経営者 AI地獄の合宿 in 名古屋」で、日常の忙しさから離れ、自社の課題と向き合います。

合宿の価値は、話を聞いて終わらず、「課題→仮説→計画→検証」を自分の会社に当てはめて考える時間を持てること。

市場や競合、自社の強みを整理し、何を試すかまで具体化します。厳しい名前ですが、目的は社長を困らせることではありません。仕事に戻った翌日から動ける案を持ち帰るための集中した学びです。


漫画5ページ。AIを使って顧客、提供価値、売上をつなぐ事業戦略と融資計画を考える

5ページ|事業戦略と融資計画を数字で考える

新規事業は、思いつきのアイデアだけでは進みません。誰に何を届け、いくらで売り、どれだけ利益を残すのか。AIとともに顧客、提供価値、売上のつながりを整理し、必要な資金や返済の見通しも数字に落とします。

融資計画の下書きにAIを使えても、前提となる実績や市場情報が間違っていれば計画は崩れます。

数字の確認と最終判断は社長が担い、必要に応じて金融機関や専門家にも相談してください。


漫画6ページ。CodexをAI秘書のように使い、スキルに手順をまとめて下書きを任せ、社長が確認する

6ページ|Codexのスキルで、繰り返す仕事を任せる

次に与太郎が学ぶのは、AIエージェントの活用です。

作業の目的、手順、確認点を「スキル」としてまとめておけば、Codexに同じ型の仕事を頼みやすくなります。

たとえばブログの構成案、プレゼンのたたき台、資料の整理です。任せる範囲を決め、下書きを受け取り、社長が内容と事実を確認する。この流れを作ると、毎回ゼロから説明する時間を減らせます。

顧客情報の扱いと公開前の承認も、手順に入れておきましょう。


漫画7ページ。AI社員・菊理はちこの支援で社長ブログとプレゼン資料の作成が回り始める

7ページ|社長の発信を、続けられる仕事にする

社長ブログやプレゼンは、伝えたい経験があっても、構成を考える時間が取れず止まりがちです。

与太郎は話したい内容をメモや音声で残し、AIに構成と下書きを作らせ、自分の言葉で直して発信します。

はちこは、資料整理や確認の伴走役です。誰に何を伝え、読んだ後にどう動いてほしいかを決めるのは社長。AIが文章を速く作れても、実体験や責任まで代わることはできません。発信を続ける仕組みが信用を育てます。


漫画8ページ。穴路社長が日常業務、新規事業、補助金申請にAIを生かす架空の成果場面

8ページ|事業と発信が動く。成果は検証して育てる

漫画では、与太郎が日々の仕事を進めながら、新規事業や情報発信にも取り組み、補助金採択という場面まで描きます。これは架空の事例です。

実際の採択や利益増は、制度の条件、計画の質、実行と審査によって変わります。

大切なのは、AIで書類を速く作ることだけではありません。事業の目的と数字を確かめ、計画を実行し、結果を見て改善することです。AIを使った仕事が経営の成果につながったか、社長自身が追い続けましょう。


漫画9ページ。AI活用社長へ変わった穴路与太郎が、はちえん。のセミナーで学ぶことを勧める

9ページ|ひみつは、社長が学んで動いたこと

与太郎の変化は、AIの魔法ではありません。自分の経営課題を見つめ、学び、AIに任せる仕事と自分が判断する仕事を分けた結果です。

基本を覚え、自社の題材で何度か試せば、最初に感じた難しさは小さくなります。すべての機能を使いこなす必要もありません。

事業計画、資金、発信など、いま経営に効く仕事から一つずつ始めましょう。はちえん。のセミナーは、そのための学びの場です。次はあなたの会社で試してください。


社長のAI活用を、質問と文章作成で止めないでください

私が社長に伝えたいのは、ChatGPTで質問や文章作成ができるようになっただけで満足してほしくない、ということです。もちろん、それも便利です。しかし社長の仕事は、会社が生む価値を高め、利益を残し、次の投資や雇用につなげること。経営への活用を考えないまま「AIは使っている」と言うだけでは、社長として果たすべき役割は十分に果たせません。

まずは売上、粗利、顧客、業務時間などの現実を見直しましょう。何が経営を圧迫し、どこを変えると利益が増える可能性があるのか。AIには分析の補助や案出しを任せ、数字と現場で検証します。利益増を約束する道具としてではなく、利益を生む経営判断を磨く道具として使うのです。

経営に落とし込み、AIエージェントで実行を進める

最初に、自社の重要課題を一つ決めてください。次に、判断に必要な資料と数字を揃え、AIと選択肢を整理します。社長が優先順位を決め、小さく試して結果を確かめる。ここまで進んで、初めて「経営にAIを使った」と言えます。

そのうえで、繰り返す資料整理、ブログの下書き、プレゼン準備などはAIエージェントに任せる手順を作りましょう。人が確認する点と公開の承認を決めておけば、速さと品質を両立しやすくなります。経営の方向を決める社長と、実行を支えるAI。この役割分担を育てることで、最高のAI活用社長に近づけます。最初から完璧を狙わず、一つの業務で試し、直し、広げてください。

2026年10月、名古屋で社長のAIスキルを磨きませんか

2026年10月2日(金)・3日(土)には、私が講師を務める「経営者 AI地獄の合宿 in 名古屋」を開催します。市場・競合・自社の分析、経営戦略や新規事業、補助金申請の下書き、情報発信などを、自社のテーマで考える2日間16時間の実践の場です。会場は名古屋駅近くのモティベーション大学。募集内容と参加条件は、必ず申込ページでご確認ください。

10月2日・3日「経営者 AI地獄の合宿 in 名古屋」の詳細・申込はこちら

はちえん。のセミナーで、社長の勉強を! 質問だけのAI活用から一歩進み、あなたの会社の経営に落とし込む力を一緒に磨きましょう。

開催情報確認日:2026-09-25。漫画内のAI活用・成果は物語上の例であり、個別の成果を保証するものではありません。

文:坂田誠(株式会社はちえん。代表取締役)

株式会社はちえん。代表取締役・講師 坂田誠

この記事の著者坂田誠

株式会社はちえん。代表取締役。中小企業の生成AI活用・SNSマーケティングを支援する講師・コンサルタント。人材会社の株式会社ヒューマネットで、営業、採用・人事、経理・総務、Web集客など幅広い実務を経験。自社のホームページ集客で培った知識を経営者向けの勉強会で伝え、2010年にはちえん。を設立しました。

全国の商工会議所・商工会・行政・企業などで登壇し、2010年以降、SNS・IT・生成AIなどをテーマにしたセミナー講師実績は累計1,400本以上。共著に『Facebookマーケティング プロフェッショナルガイド』(マイナビ)があり、NHKニュースやTBS「news23」などでAIに関する取材・出演実績もあります。

2022年から生成AIの活用を深め、現在はAI社員・AIエージェントを含む業務設計や導入を支援。AIに任せる作業と人が確認する工程を整理し、情報管理や最終判断の責任にも配慮しています。経営者と現場の双方の視点から、専門用語をかみくだき、集客・採用・業務改善に使える具体的な方法を伝えることを大切にしています。

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