会社でInstagramをやるのは良いが
では、インスタグラム活用による売上の試算は?売上目標の立て方は?
成果が見え辛いのがSNSの常とは言え、そのあたりの具体的な目標値を定めないと、企業としては人的資源を割いてまでは、取り組めないものです。
今回、Instagramの売上目標を立てるための公式を、公開します。
Instagramの売上目標の公式
1日あたりの有効フォロワー獲得
ここは1日あたりのフォロワーの増加数の目標値ですが、注意点は「有効フォロワー」でなければ意味がありません。
今のInstagramには、フォロワーを増やしたいが為だけに誰彼なく、自分からフォローをした上で、フォローが帰ってくるのを待つ、「相互フォロー狙い」の人達が沢山います。
そんな人達が増えても、自社の顧客属性と合わなければ、まったくの無意味。
戦略的に、顧客属性にあったフォロワーを増やす事が絶対条件です。
365日
これで年間の新規フォロワー獲得数が算出されます
顧客転換率
顧客属性に合うフォロワーが、実際に購入頂く顧客になって頂く確率です。
Instagramは基本、ファンになって頂く媒体。投稿内容の写真と文のクオリティが高く、顧客との交流性が高ければ、ファンとなり来店、ご購入へ。当然、転換率は高くなります。
また、商圏が狭いビジネスの場合、距離の問題で転換率が抑えられるので、ネットショップ展開などで、商圏外からの購入や注文に対応すれば、転換率が向上します。
年間客単価
1年を総じて、顧客が購入する売上の平均値です。
算出難しいのであれば、感覚値でも良いので、入れておきます。
仮定して算出
仮にセレクトショップで上記の条件と仮定して、インスタグラムの年間の売上目標を出すとこうなります。
1日の有効フォロワー獲得を20人にアップ。転換率を10人に1人から、5人に1人の20%アップ。
そうすれば、1000万円を超えるので、その域まで、Instagram運用を早期に上達させたい所ですね。
結果がイメージできれば行動が変わる
見る人が見れば分かりますが、今回の公式は、かなり大雑把。誰でも算出し易い、簡易式。
より数字を推察する為の細かい要素は削ってありますし、思わぬクチコミ発生などの予想外の要因もありますから、大きく誤差がでる場合が多いでしょう。
それでもあえて、今回、記事に書いたのは、明確な数値的な売上及び、行動目標を持つことで、人は取り組みの本気度と継続性が、格段に変わるからです。
インスタグラムをやっても本当に効果があるのか分からない。
そんな雲を掴むような取り組みでは、責任者も実務者も半信半疑のまま、結局は中途半端に終わるだけです。
しっかりと数字的な意識も持って、戦略的なフォロワー獲得、ならびに、ファンの転化をすすめるアカウント運用を、しっかりと地道に積み重ねていきましょう。
企業のInstagram活用なら
下記の公式アカウントより#はちえん。インスタ活用講座にて、ぜひ、勉強されてください。