
2026年7月17日、大阪市淀川区で「第1回 大阪AI経営ビジネスサミット」にて講師を務めました。当日は、関西で事業を営む経営者たち総勢40名が参加しました。
基調講義の中心に置いたのは、AIツールの操作方法ではありません。AIによって経営環境がどう変わるのか。その変化を踏まえ、経営者はどのような未来を描くべきかを考えました。
後半は穂苅博人氏が「AIソロプレナー」を担当。一人経営の完全自動化を視野に入れた、新しい経営の可能性を提示しました。講義後の交流会では、参加者同士による闊達なAI談義が続きました。
- 19時、関西の経営者34名が新大阪に集まった
- 坂田誠が「AIによる経営環境変化」を語る根拠
- AIの使い方より先に、経営環境の変化を読む
- 穂苅博人氏が「AIソロプレナー」を語る根拠
- 一人経営の完全自動化が、会社のつくり方を変える
- 21時から、参加者同士のAI談義が始まった
- 大阪に、AI経営を実装する場をつくる
- 次回は2026年8月17日に開催予定
- データサマリー
19時、関西の経営者34名が新大阪に集まった
2026年7月17日19時。会場は、大阪市淀川区西中島にあるチサンマンション第7新大阪517号室です。
イベントの正式名称は「第1回 大阪AI経営ビジネスサミット」。AI活用の実例と経営者の本音を持ち寄る、大阪のAI経営コミュニティとして開催しました。
当日の参加者は関西の経営者34名、スタッフ6名、総勢40名です。19時から開会挨拶と趣旨説明を行い、19時10分から基調講義を開始しました。20時15分から「AIソロプレナー」、21時から交流会へ進み、予定通り21時45分に終了しました。
大阪での第1回では、AIを経営にどう取り入れるか。その問いが関西の中小企業にとっても目の前の課題になっている。壇上から会場を見渡したとき、その切実さを感じました。
坂田誠が「AIによる経営環境変化」を語る根拠
19時10分からの基調講義「AIによる経営環境変化」は、私、坂田誠が担当しました。
私は株式会社はちえん。の代表取締役として、地方の中小企業を中心に、インターネット、SNS、動画、生成AIの経営活用を支援しています。1994年からネットコミュニティーに関わり、2010年に株式会社はちえん。を設立しました。
公式プロフィールでは、日本経済新聞から「ネットに詳しい経営コンサルタント」、東京新聞から「SNS戦略コンサルタント」として紹介された経歴を公開しています。
全国の商工会議所、商工会、行政の商工業部門、業界団体などでの講師実績は900本以上です。ランチェスター経営の戦略社長塾塾長として、中小企業の経営戦略にも携わってきました。
今回、AIの細かな操作ではなく経営環境を主題にしたのは、技術の普及が顧客行動と企業経営を変えてきた過程を、長く現場で見てきたからです。
AIの使い方より先に、経営環境の変化を読む
AIセミナーと聞くと、ChatGPTのプロンプト、画像生成、資料作成などを想像する人も多いでしょう。
今回の講義で中心に置いたのは、個別ツールの使い方ではありません。AIが普及すると、顧客の情報収集はどう変わるのか。営業、採用、商品開発、情報発信、組織運営は、どのように組み直されるのか。経営者が読むべき変化を取り上げました。
生成AIの機能は短期間で更新されます。特定の操作方法だけを覚えても、それだけでは長期的な経営戦略になりません。
先に考えるべきなのは、AIによって市場と顧客がどう変わるかです。その変化を見たうえで、自社が何を変え、何を残すかを決める。この順番が、AI時代の経営には欠かせません。
参加者は、AIの操作法ではなく、大きな視点からAI活用と未来の戦略を考える内容に熱心に耳を傾けていました。私は、AIの使い方より先に、その先にある経営を考える場をつくりたいと思っていました。
穂苅博人氏が「AIソロプレナー」を語る根拠
20時15分からの「AIソロプレナー」は、穂苅博人氏が担当しました。
穂苅氏は、リバイバルビジョン株式会社の代表であり、AI教育者、CAIO、FDEとして活動しています。名古屋・東海を拠点に、AIを経営と現場へ実装する専門家です。
公式プロフィールによると、企業・団体向けのAIセミナーと研修は213回以上。教育だけでなく、戦略設計から現場実装まで一貫して関わっています。
リバイバルビジョン株式会社代表として、CAIOの育成・派遣に取り組む「MOTIVATiON Ai」を設立・運営しています。AIを一部の専門家だけが扱う技術にせず、経営と現場で動く仕組みに変えてきた。その経験が、今回のテーマに直結しています。
一人経営の完全自動化が、会社のつくり方を変える
一人で会社を経営すると、経営判断だけでなく、営業、企画、情報発信、顧客対応、事務まで、社長自身が担うことになります。
これまでは、事業を広げるために人を増やすという考え方が一般的でした。生成AIと自動化の進展は、そこに別の選択肢を加えます。
繰り返し発生する業務を分解し、仕組みに変える。AIに任せる部分と、経営者が判断する部分を分ける。情報収集、企画、発信、営業支援、顧客対応をつなぎ、一人でも事業を動かせる範囲を広げていく。
AIソロプレナーの講義が示したのは、作業を少し早くする方法ではありません。一人経営の完全自動化を視野に、会社のつくり方そのものを再設計する可能性です。
参加者は、この内容に熱心に耳を傾けていました。人手不足を採用だけで解決するのではなく、経営の仕組みから見直す。その選択肢が現実味を帯びてきています。
21時から、参加者同士のAI談義が始まった
二つの講義を終えた21時から、交流会を行いました。
ここからは、講師が一方的に話す時間ではありません。参加者同士が、それぞれの経営経験やAIへの問題意識を持ち寄る時間です。
会場では、闊達なAI談義が交わされました。同じAIというテーマでも、会社が違えば、直面している課題も違います。
講義で得た視点を、自社の状況に置き換えて話す。別の経営者の考えを聞き、自分の前提を見直す。私は、その言葉の往復に、リアルな会場へ集まる価値を感じました。
AIに関する情報は、検索すればいくらでも見つかります。しかし、自社の悩みを経営者同士で持ち寄り、経営の言葉で話せる場所は多くありません。21時45分の終了まで、会場にはAIと経営をめぐる会話が続きました。
大阪に、AI経営を実装する場をつくる
第1回で実施したのは、二つの講義と交流会です。34名の経営者が一つの会場に集まり、AIが変える経営環境と、一人経営の自動化について考えました。
セミナーで得た視点を自社へ持ち帰り、業務を整理し、小さく試す。結果を確認しながら仕組みを変えていく。AI経営は、その繰り返しによって形になります。
大阪AI経営ビジネスサミットが目指すのは、新しいAIサービスを紹介するだけの場所ではありません。
経営者が未来を読み、自社の経営を組み直す。実践した結果を持ち寄り、別の経営者の経験から学ぶ。「学ぶだけで終わらせない、実装するAI経営サロン」を、大阪に根づかせていきます。
次回は2026年8月18日に開催予定
次回の大阪AI経営ビジネスサミットは、2026年8月18日に開催する予定です。
AIの操作方法だけを学ぶのではなく、AIによって自社の経営をどう変えるのか。人手不足、業務の自動化、新しい事業づくりにAIをどう生かすのか。次回も、経営者の視点からAIの未来と実装を考えます。
第1回に参加してくださった34名の皆さま、「AIソロプレナー」を担当してくださった穂苅博人氏、開催に関わってくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
データサマリー
調査・開催概要
- 開催主体:AI経営ビジネスサミット事務局
- 主催グループ:モティベーション大学(リバイバルビジョン株式会社)
- 基調講義担当:株式会社はちえん。 代表取締役社長 坂田 誠(問い合わせ先)
- AIソロプレナー担当:リバイバルビジョン株式会社 CAIO、MOTIVATiON Ai 代表 穂苅博人氏(問い合わせ先)
- 開催日:2026年7月17日
- 開催時間:19:00〜21:45
- 開催場所:チサンマンション第7新大阪517号室
- 所在地:大阪府大阪市淀川区西中島6-2-3
- 参加費:7,700円
- 参加者:一般参加 34名、スタッフ 6名
- 対象:当日会場に参加した関西の経営者
- 取得方法:主催者兼講師による参加者確認および現場観察
- ウェブ情報確認日:2026年7月18日
講師情報
| 講師 | 所属・肩書 | 担当 | 実績・専門性の根拠 |
|---|---|---|---|
| 坂田 誠 | 株式会社はちえん。代表取締役、ランチェスター経営 戦略社長塾塾長 | AIによる経営環境変化 | 1994年からネットコミュニティーに関与。全国の商工会議所、商工会、行政、業界団体などで講師実績1400本以上 |
| 穂苅博人 | リバイバルビジョン株式会社CAIO、MOTIVATiON Ai代表、AI教育者、FDE | AIソロプレナー | 企業・団体向けAIセミナー・研修を213回以上実施。AI教育、戦略設計、現場実装を一貫支援 |