友達から漏れたらアウト
最近は出会い系の業者やアフィリエイターなど、色々な手口で個人情報を取得しようとする、不埒な輩が増えました。
多くの人は、安易な友達承認を控えたり、Facebookアプリを使わないことで、自衛をされていると思います。
しかし、自分が気をつけていても、あなたの友達が安易にFacebookアプリを使ってしまえば、あなたが知らない所で、下記の情報が、盗まれてしまう可能性があります。
それを防止する設定がFacebookにありますので、ご紹介します。
情報が抜かれる条件
- あなたの友達がFacebookアプリを導入した際に、「友達(あなた)のデータ」へのアクセスする許可を与えている。
- Facebookアプリから情報の請求があった時、その友達に対して、あなたが情報を公開している設定になっている
この二つの条件が揃うと、データが抜かれます。尚、データが抜かれたとしても、あなたに通知される事はありません。
逆に、あなたの友達がFacebookアプリを使用しても、あなたがその友達に対して情報を公開していなければ、情報が抜かれることはありません。
つまり、その友達が普通に見ることが出来る、あなたの情報は、アプリでも抜くことができる、という事です。
(メールアドレスや電話番号などは、Facebookアプリで抜けません。が、アプリで抜けないだけです。その友達に、あなたが公開していれば、普通に見ることは出来ます)
友達のアプリに情報を渡さない設定
1・アプリ設定に移動する
https://www.facebook.com/settings?tab=applications
3・他の人が使用しているアプリの編集をクリック
4・制限したい項目のチェックを外して変更を保存
常に公開の情報は防げない
但し、Facebookにログインさえしていれば、誰でも閲覧が出来る下記の情報については、防げません。
- 名前
- プロフィール写真
- ネットワーク
- ユーザーネーム
- ユーザーID
絶対にFacebookアプリに個人情報を渡したくない人には、かなり不便になりますが、下記の方法で防げます。
不便でも絶対にアプリに情報を渡さない方法
下記のFacebookのアプリ設定の、「アプリ、ウェブビュー、プラグイン」の編集から設定可能。
但し、自分も一切のFacebookアプリは使えない。世の中のブログやホームページの「いいね!」ボタンが押せない。Facebookコメントにも書き込みもできない。
更には、最近はUSTREAMやニコニコ動画など、ありとあらゆるサービスが、Facebookから登録やログイン出来て便利ですが、それも一切使えません。
また、Facebookアプリでアクセス出来ないだけ。あなたが、その友達に公開している情報であれば、普通にパソコンからアクセスして、メールアドレスや電話番号などの情報をコピペするのは簡単です。
事実上、この設定を行う意味は薄いように感じます。
現実的な対策
ということで、「プラットフォームの利用を停止」を使わない、現実的な対策は、下記の通りです。
- 自分の基本データを見直して、各情報ごとに、見せてもいい範囲を設定する(参考:Facebookのプロフィールを編集する方法)
- 実名・生年月日など、Facebookを使う上での必要最低限な情報以外は、記載自体を控える
- 当記事で紹介した「友達のアプリに情報を渡さない設定」を行う
- 迂闊に怪しいアプリを使用するような人は、Facebookで友達承認しない
ベストではなくベターといった策ですが、仕方がありません。Facebookも使いたいが、個人情報の保護も厳しく行いたいに人に、実施をお勧めします。
資料
尚、Facebookアプリなどが取得する情報は、公式情報もご参考にしてください。
データの使用に関するポリシー → Facebookが受け取る情報