Facebookページのファン数は多ければ良いの嘘


ファン数なんて飾りです。偉い人には(略

 特に本記事は、Facebookページを活用したい中小零細企業に向けて書きました。

 Facebookページはファン数が多ければ成果が出る、と思われている傾向がありますが、ファン数と成果は比例しません。

 それどころか、無闇にファン数を増やすのは、手間を増やし、お金を浪費し、全く成果は無し。完全に逆効果ですよ、という話。

「ファン数増やし」が無意味な理由

 これは以前に「とりあえずFacebookで友達は1000人作れの嘘」という項目で書きましたが、Facebookにはエッジランクという仕組みが実装されています。

 Facebookページで、ファンからコメントや、いいね!など、投稿への反応が全くないと、そのファンとFacebookページの絆は薄いと判断され、ファンのニュースフィードには、Facebookページの投稿が表示すらされなくなります。

 つまり、ファン数を増やす事が重要ではなく、ファンになって頂いた後に、きちんと交流をしなければ、全くの無駄です。

 お金をかけてFacebook広告を出して、一生懸命、ファンの獲得に躍起になっている企業がありますが、その後の交流を促進するFacebookページの運用を考えておらず、終いには、エッジランクにより「FBページの投稿が、ニュースフィードに表示されないファン」を、どんどん増やしてしまいます。

 これこそ、まさにドブにお金を捨てる行為です。

意味なく外国人のファン数を稼ぐのは愚策

 Facebookをみていると、どうみても国内展開の企業のFacebookページなのに、Facebook広告に資金を投じて、主にアジアの国々から何万人単位のファンを水増しているページが、かなりあります。

 これは、お金の無駄どころか、労務が増えるのに成果はでない。まさに愚策です。

 なぜかというと、当然、ファン数が増えれば、頂いたコメントについて、返信していかなければ、なりません。そして、返信には手間が掛かりますから、ビジネスであれば、その人件費も計上しなければなりません。

 しかし、国内で日本人を相手に商売している会社が、外国人の方とばかり仲良くなっても、成果はゼロ。なのに、経費だけが発生し続ける。これは、どう考えても、前提から破綻をしています。

 更には、最近のFacebookでは、ファンの水増しは簡単に露呈します。水増しがバレるとバツが悪いのは勿論、企業の姿勢も疑われますよね…

 また、Facebookページのファンの大多数の外国人の中に、日本人が居たとしても、投稿へのコメントが英語ばかりだと、英語アレルギーな日本人は萎縮して、なかなかコメントを書いてくれませんし、それどころか、Facebookページから離れていく原因になります。

 Facebookを活用する狙いが、外国人を対象とするビジネスである場合を除いて、ただファン数が欲しいからと言って、安易にFacebook広告で外国人のファンを獲得すべきではありません。

無意味なファン増やしはゼロではなくマイナス

 企業のFacebookページの場合、当然、対象となるお客様の地域性別客層が設定されている筈です。なのに、ファン数が欲しいとからといって、対象を無視して、ファンを増やすとどうなるでしょうか。

 Facebookページでは、交流(コメント返し)が何より大事です。当然、ファンが増えれば、コメント対応に追われ、それは時間と人件費の消耗になります。しかし、対象外のファンとの交流は、「売上」への効率を考えれば、効率が悪い。

 例えば、名古屋のラーメン屋さんが、名古屋ではなくて、東京や福岡のファンとの交流に精一杯、励んだとしても、その集客効果は、消耗した時間と人件費に見合わないでしょう。
 それよりも、名古屋のラーメン好き(ファン)との交流に、その時間を当てれば、成果は劇的に表れます。

 また、Facebookページに、本来の対象外のファンが増えると、まったく的外れな、問い合わせ・クレームの投稿やコメントが増加する可能性が増えます。そういった対応には人一倍、気を使わなくてはいけません。しかし、売上には全く繋がらない。これほど無駄な仕事はありません。(尚、正当なクレームは別)

 Facebookページには、本来ファンになって欲しい人々に来て頂けるように、対象を明確にした上で、Facebook広告も、きちんと対象の方を指定して、明確に届けるべきです。

名古屋の成功例!ファン数は少なくても成果になる

リュンヌの第1回新作スイーツ発表会
パティスリーリュンヌのFacebookイベントの模様

 今でこそ、両店のFacebookページのファン数は800人を越えますが、ファン数十人の頃から、既にお客様は来店されていました。つまり、Facebookページは数千人・数万人のファン数を持たなくても、成果が出せる、という実例です。

 両店に共通するのは、リアルでのイベントを基軸として、来店者、並びに来店者の友人を中心に、Facebookページのファンを着実に増やしていった事です。

 地域に根ざした店舗型の商売であれば、商圏や客層は、かなり限られる筈。その場合、実はFacebook上で、無理にファンを獲得するよりも、今の自分の繋がりから、友達になり、確実にFacebookページのファンにもなって貰うのが重要である事を、この二店は証明したと言えます。

「ファン数」よりも「ファン」。ファンは貴方の身近に

 そもそも、ファンの定義を考えると、「貴方の店(商品)が大好きで、こちらから頼まなくても、来店・クチコミなどで応援してくれる、本当に有り難い人達」であると考えます。
 そして、Facebookページの「ファン数」だけをみても、どれだけ「本当のファン」がいるのか、到底分かりません。

 しかし、リアル&ソーシャルな交流をしながら、Facebookページのファンになって貰えば、Facebookページの「ファン数」と「ファン」の数は、乖離しない筈です。

 また、「ファン」と、「ファン」になってくれそうな人は、広大なFacebookの中ではなく、貴方の身の回りの友達、お客様の中に居るのです。

 是非、虚像の「ファン数」に惑わされず、実像の「ファン」との交流を大事にして、着実にFacebookページも育ててください。

今回のまとめ
本当のファンとは誰か。明確にすべし

インターネット動画の中小企業成功事例バナー

動画戦略コンサルタント坂田誠の自己紹介


シェアする

This entry was posted in Facebook and tagged , , , , , , , , , . Bookmark the permalink.