多忙な人こそ効果がある
国内1700万人を超え、社会インフラとなりつつFacebook。
そんな中、興味はあるが、多忙でFacebookは出来ないという、経営者や企業幹部がいます。しかし、そんな人こそ十分に効果を発揮します。
今回は、多忙なビジネス人に贈る、一日20分以下のスキマ時間の「Facebookの使い方」を解説します。
多忙なビジネス人の課題
まず多忙なビジネス人の特徴と課題を考えてみます。
- 優秀で仕事を効率的にこなすが故に、仕事が集まる。効率が良い時間管理が求められる
- 人付き合いが多く、友人・知人も多数。人脈は有効活用したい。
- 優秀な友人・知人が多い。この人達と仕事を進めると、更に成果が大きくなる。が、同じく多忙であるので、交流機会が少ない
これらの課題を解決するツールとして、Facebook を使います。
Facebookの二つの目的
多忙なビジネス人が、Facebookをツールとして一日20分程度に使う、その目的は二つです。
対外的情報チャンネル
Facebookは国内1,700万人を超えただけでなく、日経新聞を読むような、ビジネスの情報感度が高い、中小企業の経営者や管理職も登録者が多い。
ならば、携帯電話やEメールと同じく、情報チャンネルとして、個人アカウントを設置します。あとは、メッセージを定期確認すれば良いです。
対外チャンネルとすることで、リアルとFacebook、共に繋がっている知人からは勿論、本名検索をしてたどり着いた、関係の浅いが、あなに所用がある人からも、仕事の依頼や相談などが入ってくる可能性があります。
そして、メッセージがあれば対応するだけ。それはEメールと同じですから、時間的な無駄は発生しません。
重要な友人・知人限定インフラ
多忙だからこそ、Facebookを使う時間は、優先順位の高いことだけに使うべき。
Facebookで出来る、優先順位が高いこと。それは、仕事・プライベートの両面で、繋ぎ止めておきたい人間関係の維持です。
優秀で多忙な人ほど、なかなか面会したり、電話で話すことも、ままならないことが殆ど。しかし、その人がFacebookをやっているなら、お互いに都合のいい隙間時間に、交流や情報交換を行えば良いだけ。
また、Eメールと比べても、実名と顔写真を通じたやり取りは、交流している実感が強い。これを繰り返すことで、信頼関係の深化に繋がります。
順序としては、まずは繋がっているFacebook友達から、公私の意味合いで、交流すべき優先順位の高い人を、リスト機能にまとめる。あとは、1日の隙間時間に、その人達と交流するだけのことです。
この辺りの実務は「忙しい人に贈る、1日30分のFacebookで最大の効果を出す方法」の記事にまとめておりますので、そちらをご参考ください。
やらなくても良い事
逆に、1日20分も無いのであれば、Facebookでやるべきでないこともあります。
ニュースフィードを見る
Facebookにログインすると、最初にズラズラと出てくるのが、ニュースフィード。
人脈が多く、Facebook友達も多くなりがちな人にとって、重要な人も、そうでない人も関係なく、ひたすら投稿が流れてくるニュースフィードは、時間効率を落とす、マイナス要因です。
意識的に無視しましょう。
Facebook へ投稿
Facebookへ投稿し、定期的に反応を貰うことは、パーソナルブランディング上は有効です。しかし、それは、同時に投稿の反響に対して、コメントやいいね!を返すなどの、管理を行わなければ、有効に作用しません。
Facebookが1日40分コースであれば、定期投稿もお勧めします。しかし、20分も時間がないなら、思い切ってFacebook投稿は捨てる。
その20分は、重要な人の投稿に対するコメントやいいね!などの交流。一対一の密談の如き、より親近感あるメッセージのやり取り。
新たな人間関係を広げるよりも、今の資産である人脈の維持と深化に、貴重な時間を使うべきです。
徹底的に有効活用
爆発的なスマートフォンの普及により、社会インフラとして、Facebookは見過ごせない存在になりました。
多忙なビジネス人にとって、使えるツールは徹底的に有効活用すべきものです。ぜひ、ご自身のビジネスの発展はもちろん、コラボレーションによる発展的なビジネスの拡大を行う為にも、Facebookを適切に使いこなしてください。
今回のまとめ Facebookも優先順位を明確にして成果を出す